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第3章 終りのない旅の始まり

このあたりで、愚かな私は自分がノックした扉の重さを思い知ります。正に蟻地獄にはまったという感じでした。アメリカしかないとまるでヲタクですね。この頃は!しかし、何度アメリカに足を運んでも私は異邦人扱いでした。それは、判る。おおいに理解できます。どこの馬の骨か分らない人間に大切な我が子を売れないのは当然です。

こうなったら、私が作った子たちをアメリカに送り、評価を受け、真のBreederだとして認めてもらうしかない、と一大決心をしましたが、何せ当時はAKCがJKCを認めていませんでした。そこで、JKCに進言しました。「犬種の発展のためには、何としてもJKCの登録犬をAKCに認めて貰えるよう交渉はしてもらえないか?」それは日本に於ける犬種の発展の為であり、私にとって必要な事でした。

あるとき別ルートからAKCがJKCの血統書を持つ犬を認める情報をいち早くゲットした私は、AKCが認めた明くる日にJinMeikoをアメリカに送り出しました。正に電光石化の早業です。(JKCがびっくりしてた位~)それが、私がアメリカのブリーダーに認めてもらえる第一陣でした。アメリカの原産犬であるボストンテリアは、やはりアメリカのブリーダーの力がすごい!本当にすごいのです。私は5年パスポートが増刷で3冊になる位アメリカ詣でをしましたが、彼らのプライドと信念はすごいものがありました。果たしてJinとMeikoがどこまで通用するか?乗るか、反るか?まるで博打です。

そして、JinとMeikoは私の博打に勝ってくれたのです!私が思った以上の評価を頂き、JInは僅か3ヶ月で全米ランキング4位、ウェストミンスター、Award Meritを獲得。MeikoはCA.3大ショーのビバリーヒルズのショーでG3を獲得しました。そして、犬たちのおかげで私もブリーダーとして認められたのです。でも、やはり根強く残るのは私のプライド。私は次から次へと、まるで取りかれたようにセレクトした子たちを送り続けました。それは、その当時私の抱える課題の克服の為にはどうしても必要な事でした。私が求める血液は、あちらから云ってくるFor Saleの犬ではありませんでした。私が当時持っていたボストンテリアたちの課題クリアの為には必要だった事と、そして、私の作った犬たちの原産国での評価という欲の2本立てでした。

そして、私の切り札Linasがアメリカに渡りました。僅か生後4か月のLinasを膝に抱き、アメリカに行ったのがまるで昨日のように想い出せます。そして、彼は何時しかボストンテリアの原産国アメリカにおいても伝説の名犬となりました。

ボストンテリアに救われ、助けられたおかげで、多くのアメリカのブリーダーが協力してくれる事になりました。しかし、このブリーディーングという名の旅は、この時点でやっとスタートラインに立てただけと思い知りました。JinとMeikoのお陰で、当時のCA.のトップ. ブリーダーMrs. Sue Kenedyと親しくなれました。今でも、彼女とは大の仲良しで、会えば色んな話に花が咲きます。(と、言ってもこの間は5年振りの再会でしたが。)Linasの評価はついに私のブリーダーとしての評価となり、アメリカにおいても仲間として認めてもらえるようになりました。

しかし、これからが正念場なのです。隠れ持つ影の部分を探り、改良していかなければ、意味がありません。どこまで本音を聞けるのか?まさしく薄氷を踏む思いで、アメリカのトップブリーダーから話を聞き出そうとしましたが、案に相違して、あっけらかんと話してくれました。余りの簡単さにあっけに取られ、逆に訊ねたら「あなたは本当のブリーダーだ。だから同じ悩みを持つ以上、一緒に解決するべきだし協力もするのが当たり前だと思う。」という答えが何人ものトップブリーダーから帰って来ました。やはり彼らも同じ事で悩み、そして、解決方法を模索していたのでしょう。真剣に向き合えば、向き合う程、悩みはついて回るものです。そして、その中身と膨大さに、悪戦苦闘する事となるのです。

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